千葉県の現場に納入する家具製作中

こんにちは、加工場でまた作り物をしています。

千葉県の住宅リフォームに使用される収納家具、棚板、建具の製作を行なっております。

家具は全て突板で製作しております。

突板というのはベニヤ板に薄くスライスした本物の木を貼り付けた物となります。

本物の木なので、こだわりのある方には人気の仕上げとなります。

突板は中身がベニヤなので、切り口を処理しないと、ベニヤ面が見えるので小口には小口テープを貼ったり、無垢材を貼り付けてベニヤの面が見えない様に処理してあげると本物らしさがグッと増します。

 

小口には比較的安価に収まり、扱いやすい小口テープを貼る事が多いですが、今回は無垢材を貼りました。

無垢材は製材の機械がないと扱いずらいので、家具屋さんにお願いしないと出来ない場合も多いかな？

当社には小型ですが、製材の機械がありますので無垢材でも取り扱いしております！

まずはフラッシュ扉のフレームから作っていきます。

フラッシュ扉というのは

はしご状の骨組みの両面に板を貼り付けたドアのことです。

中空構造のため軽く出来る点と

フラットな表面が特徴でさらに反りにくいという面もあり、内装用のドアとして昔から作られている技法です。

フラッシュ構造は家具屋さんで作る収納家具や店舗什器

また住宅の下駄箱や、キッチン、キッチン上の吊り戸棚等広く使われています。

では製作にかかっていきます。

まずは扉のフラッシュをするので、フレームから作っていきます。その後棚板を制作し、収納家具のパーツを作っていきます。

現場にて他社の大工さんに組み立ててもらうので、組む事を考えながら作ります。

大工が作る家具です　笑

今回は家具屋としての仕事依頼です！

棚板のうち一枚には杉の無垢材で制作した框を取付しました。

ちなみに杉って安い材料のイメージがあるかもしれませんが、それは節のある材料で、建具や家具に使われる杉の節なし材は高いです。

同じ木でも木目によって値段が10倍ぐらい違ったりするので【木】って面白いですよね！

こだわりの家具の制作もE.M.Worksまでご相談ください！