アルゴンガス流入器を交換
2020/05/14
Tig溶接機のメンテナンス
今日は当社のTig(アルゴン)溶接機に繋いであるアルゴンガスボンベの流入器を交換しました。
このスピードメーターみたいな機械がアルゴンガス流入器です。
この流入器によって溶接機に送るガスの量を調整しています。
なんで交換したかと言いますと
壊れていたから
この前溶接をしようと思うとブスブスと穴が開き、まるで線香花火が散るかの様な火花がパチパチと出ていました。
こういう状態の時に考えられる事は大きく③点あります。
①アースが適切に取れていない
②アルゴンガスの量が適切でない
③黒皮が残っている
順につぶしていきましょう
①アースの確認→OK みた感じ適切
②アルゴンガス→流入器を確認、ゲージは上がっている
③黒皮→OK 溶接前に除去済み
あれ?何かがおかしい
トーチスイッチを握ってみる→通常はシューっとガスが出てる音がします
音がしない様な気がする。。。けど流入器の圧力メーターは上がっている。。
流入器を軽く小突いてみると、、圧力が0に!!
圧力メーターの針が曲がっていて、ひっかかっていました。
流入器を外してボンベのコックをひねってみると、、ガスが出ていません。どうやら残量0になっています。
ボンベを交換し、壊れている流入器をつけましたが、目視でわからないレベルのガス漏れが有りました。
そのままでも使えますが、ガス代が勿体ないのとパッキンではない所から漏れていた為新品と交換する事としました。
新しい流入器は圧力メーターがパチンコ玉みたいな物の浮き上がりを見て判断するタイプなので、狂う事がありません。
アナログのいい点は構造がシンプルで狂いがないという点で好きです。