上吊り式引き戸と戸車引き戸のメリット及びデメリット
2025/10/28
引き戸を製作しています
先日から新たに始まった現場
またまたご近所さんなのですが、弊社と同じ町内会エリアでやってます
守口市大久保町BAR工事
上吊り引き戸を製作しています。
こちらの引き戸ですが、上吊りタイプの半自動ドアです。
引き戸は大きく分けて
戸車引き戸
と上吊り引き戸があります。
戸車引き戸は床に設置したレールの上を引き戸が動いて開閉するタイプ
上吊り引き戸は上部につけたレールで引き戸を吊っているタイプとなります。
戸車引き戸は昔の玄関ドアなどでよく使われているタイプです。
ここで上吊り引き戸のメリットとデメリットを紹介します。
メリット
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床にレールがないため、バリアフリー・掃除がしやすい・見た目がスッキリ
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レールのホコリやゴミ詰まりが起きない
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床の仕上げを遮らないため、空間の一体感を作れる(店舗・ホテル・高級住宅で好まれる)
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開閉音が静かになりやすい
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水回りや土間などレール汚れが懸念される場所に向いている
デメリット
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上部の下地・梁がしっかりしていないと施工できない(重量負担)
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戸の調整がシビアで、施工精度が求められる
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防音・気密性は戸車式に比べてやや弱めになりやすい
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重量のある扉や大型扉ではコスト・金物レベルを上げる必要がある
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安価な金物を使うと開閉時に「振れ」やすい・カタつく
続いて戸車引き戸のメリット、デメリット
メリット
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とにかく安定性が高く、重い扉でもスムーズに動く
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調整が比較的簡単・工務店が慣れているため施工しやすい
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高気密・高断熱・防音性能を取りやすい
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金物コストが安めで済むケースが多い
デメリット
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床のレールや溝がゴミ・髪の毛などで詰まりやすい(掃除手間)
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見た目に生活感が出て、高級感はやや劣る
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バリアフリー性が劣る(段差・溝・レールが邪魔になり得る)
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水回りや砂利・土の上だとトラブルが起きやすい
以上が上吊り式引き戸、戸車引き戸の比較です。
新規の店舗工事では上吊り式引き戸を付ける場合が多いですが、リフォームとなると戸車引き戸の選択が増えます。
理由としては
新規で店舗工事をする際は壁も新たに作る場合が多く、上吊り式引き戸を付けるための下地補強がしやすいからです。
一方店舗リフォームでは、既存の壁はそのままで扉だけつけたいとなる場合が多いです。
上吊り引き戸は壁、もしくは天井に扉の荷重がかかる為、壁や天井が引き戸の重量に耐えれるように下地を補強しないといけません。
なるべく費用を抑えたい
大がかりな工事はしたくないという場合が店舗リフォームでは多く、その場合は戸車引き戸を選定することが多くなります。
弊社は扉1枚の交換でも施工していますので扉のリフォームをお考えの方は是非ご相談ください。