飲食店でも使われている溜桝の解説
2025/09/26
溜桝(ためます)の説明
溜桝を図解します
溜桝の構造
溜桝はこのように店舗からの排水をバケツのような物に一旦溜めます。
溜桝はコンクリート製と塩ビ製があり、今は塩ビ製のものが主流となっています。
コンクリート製の溜桝は割れている事も多いです・・
溜桝は一旦排水を全て受けて、ゴミや固形物は底に溜まります。
油は水に浮くので基本的に上に溜まりますので異物のない、汚れた水だけが排水管に流れていく構造となっています。
汚れ具合によって毎日清掃したり、3日に一回、1週間に一回など掃除します。
脂の除去に特化した物がグリストラップとなりますが、グリストラップが無くても清掃さえちゃんと行えば溜桝でも同様の機能を行えます。
グリストラップはゴミ籠などあるので清掃がもっと楽ですが、溜桝と比べると本体が高くなります。
排水管の高圧洗浄を行いました
排水管の高圧洗浄
守口市金田町の飲み屋さん工事
工事前の調査の段階で水を流してみたら、排水管から白い固形の脂が出てきていたのを確認しました。
このような場合、排水管に脂がびっしりついて、詰まりかけている場合が多いので、排水管の高圧洗浄を施主さんに提案し、了承いただけたので洗管作業を行いました。
結果は予想通りかなり脂が溜まっていました。
市の本管まで全ての排水管に脂が詰まっており、ここまでいくと排水の高圧洗浄(洗管作業)を行わないと、脂の除去は不可能でした。
この物件は排水が全て溜桝という物に集まった後に、溜桝から排水が市の本管に流れる構造となっていましたが、脂を日常的に掬い取って掃除されていないと配管に脂がまとわりついて取れなくなります。
経験上飲食店の居抜きは結構な確率で排水管に脂がたまっています。
飲食店を過去にやっていた物件で新たにお店をされる場合は、工事の際に洗管を行っておけばオープンしてから配管が詰まって営業できない
といった事態を避ける事ができます。
排水管の洗管作業はおおよそ10万位内で出来る場合が多いので、安心の為にやっておけば営業後のリスクを1つ減らす事ができます。
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