インローって知ってますか?

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インローって知ってますか?

2024/10/18

腰壁一体式カウンターをインローで作りました

このパイプは?

腰壁とカウンターを家具で製作しました。
壁から出ているパイプはインローのオスとなります。

私たちはインロー固定とか言うのですが、店舗工事屋さんや家具屋さん、設計さんなどは普通に使いますがあまり一般的ではない為説明します。

インローとは接合部を見せたくない時にオスメスの部材を作りすぽっとはめ込んで固定する方法になります。

簡単に言うと凸凹の部材を組み合わせて固定する方式なのです。

固定方法は見えにくい場所でオスの部材に対してビス固定をする場合もあれば、ボンドだけで接着する場合もあります。

今回はこのパイプにボンドを塗って固定します。

完成後です

宙に浮いたカウンターが完成しました

カウンターというと簡易で作る場合は棚受けを使用して固定するのが一般的で、袖壁と言ってカウンターの下に補強の仕切り壁を入れる場合も多いです。

どちらも強度は強いのですが、カウンターの下に出っ張りが出来てしまうので、割付を考慮しないと足が当たるという事案が発生します。

そういう時はインロー式の出番ですね!

奥行200程度までの棚ですとパイプを出さずに、木の桟でインローを作る場合もありますが、今回のようなカウンターデスクとなると奥行が600程度必要なのでインロー部材もそれなりの奥行がないと固定した際に垂れが発生します。

インローのメリットしては

●見た目がすっきりする

デメリットとしては

●棚板で使う場合は固定棚となるので後から高さの変更ができません。

以上を踏まえた上で適材適所でインロー固定を使っております。

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