京都にて白アリ被害のある梁を入れ替え

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京都にて白アリ被害のある梁を入れ替え

2022/02/24

既存梁

既存梁は白アリの被害でスカスカです

古い木造の建物には付き物の白アリ被害です。

この建物は被害がかなり酷いので、急遽梁の補修をお願いされました。

店舗工事を行う際に天井を解体して初めて、被害が確認されたので、急遽梁の補強を行います。

建物の構造の部分なので大家さんが負担して直してくれる場合もあるので、この様な状況になったら一度大家さんに相談をおすすめします。

建築用ジャッキで床を支えます

梁の入れ替えの際に必要な作業

梁の入れ替えを行う際は一度既存梁を撤去します。また室内の柱を部分的に抜く場合にも、建物が崩れないように補強で梁せいを大きくする必要があるので近くの梁や床を仮の木材などで荷重を受け、梁を撤去します。

古い梁と新しい梁を繋げる

相欠ぎで繋げました

白アリの被害にあっている古い梁は全て入れ替えが望ましいですが、今回の現場は長屋だったので、梁を全て取るのは不可能でした。

そこで被害の浅い部分は残してジョイントすることになりました。

木材の継手というのは色んな種類がありますが、凝った継手にしても時間がかかるので今回は簡易的に相欠ぎにしました。

梁2本入替

柱も1本入替しました

梁は2本、柱も被害があったので1箇所入れ替えを行いました。

耐震金物で新しい梁を受けています。

古い梁と新しい梁はベニヤを貼って一体化

ベニヤを貼れば完了です

これは耐震工事でも行われる施工方法です。

ここまでやればもう安心です。

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